学童クラブ「どれみキッズ」視察報告

昨年11月27日(金)、高津区にある私設の学童クラブ「どれみキッズ」の視察に行ってきました。

現在川崎市の公立小学校には、放課後・土曜日・長期休業日(夏休み等)の児童の活動の場として学校の敷地内に「わくわくプラザ」が設置されています。

かかる費用は保険料と事前申し込み制のおやつ代程度で、私立小学校や養護学校に通う児童も利用して良いことになっていますが、ほとんどの小学校で年々利用者は増える傾向にあり、限られたスペースに大勢の児童が集い、自由遊びや自習をするのも大変だったり、お預かりの最終が18時で休業日の朝のスタートが8時半だったりと、児童にとっても働くお母さんたちにとっても十分なものとは言えないのが現状のようです。

学習塾や各種習い事を兼ね備え、夜8時まで延長可能な民間のアフタースクールも増え、放課後、校門前のお迎えのワゴン車を見かけたことがある方も多いと思いますが、送迎費用や夜間延長料金などを合わせると、月々の費用も嵩んできます。

 

今回訪問した「どれみキッズ」は、生活クラブ高津センター内の川崎市認可保育園「すきっぷ保育園」と、その分園である川崎市認定保育園「すきっぷドレミ園」を運営しているNPO法人ワーカーズ・コレクティブ キャンディが昨年4月に立ち上げた親と子の″あったらいいな…″を現実のものへと近づけてくれるような学童クラブです。

共働きや一人親、外国人の家庭を中心に、子供たちの放課後等の居場所や学習支援・保護者支援として、おじいちゃんやおばあちゃんと過ごしているような家庭的な空間づくり、生活体験と自立、食育と学びを大切に考えているそうです。

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視察当時、利用登録者は隣接した小学校2校の1年から4年までの児童6名。うち1名は支援級の生徒さんで、一人で通えるようになるまでスタッフが学校まで迎えに行っ ていたそうです。他の施設と同様に、月ぎめと一時利用の料金設定があり、朝7時から8時までと、夜6時から8時までの延長も可能で、お母さんの急な残業等でお迎えが遅くなった時は併設の保育園の園児と共に夕飯を摂ることもできます。もちろん食事は生活クラブの安心・安全な食材を使用した手作りです。

週に1回、書道の師範でもあるスタッフがボランティアで習字を指導してくれるそうで、室内の壁には子ども達の作品がたくさん貼られていました。

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私たちメロディーのなかでも、おたがいさまの助け合いということでは高齢者や障がいのある方に対してだけでなく、子どもや親の支援も大切であるという声が多くあがっており、これからの新たな事業を考えるうえで大変興味深い視察となりました。(O)